連合岐阜の活動 | 連合岐阜

連合岐阜(日本労働組合総連合会岐阜県連合会)は、岐阜県内で働く勤労者の仲間が結集する労働組合です。

連合岐阜の活動

2024~2025年度運動方針

 社会を新たなステージへ、ともに歩もう、ともに変えよう~仲間の輪を広げ 安心社会を目指す~

< はじめに >
私たち連合岐阜は、2022年10月26日に第30回地方委員会を開催し、運動年度後半となる2023年度の活動計画を確認した。
国民生活に多大な影響を及ぼした新型コロナウイルス感染症は未だに収束には至っていないものの、2023年5月に感染症法上の位置づけが変更され、社会経済は産業ごとに様々な状況を抱えながらも前に進みだした。
一方、ロシアによるウクライナ侵略がもたらした資源・エネルギー価格の上昇、円安や原材料価格の上昇は、国民生活に追い打ちをかけている。社会的セーフティネットの脆弱さや不安定雇用、貧困や格差の拡大により、弱い立場の人々ほど苦しい状況に置かれている。
「働く者・生活者」の立場にたった政治勢力の拡大と地域基盤の強化および政策実現のために極めて重要な闘いと位置づけ、組織の総力を結集し闘った第20回統一地方選挙は、推薦議員を減らす結果となった。あらためて日常活動の検証や組織内浸透活動を強化する重要性を再確認した。
命をまもる・生活をまもる・雇用をまもることは、労働組合の基本目標である「雇用と生活の安定」を実現することである。企業内の取り組みだけでは不十分であり、国・地方の政策制度の改善と改革をめざす取り組み、すなわち政治活動も積極的に取り組むことが不可欠である。
また、集団的労使関係の輪を広げるための組織拡大の取り組み、持続的な「人への投資」と賃上げ、格差是正、雇用と生活のセーフティネット強化、ジェンダー平等・多様性の推進などの取り組みを構成組織・地域協議会と連携・協力して運動を進めていく必要がある。
今大会で提起する運動方針は、連合の掲げる4つの改革パッケージ実践の最終期になる。持続可能性と包摂を基底においた連合ビジョン「働くことを軸とする安心社会-まもる・つなぐ・創り出す-」の実現に向けて、連合岐阜は、連合運動を支える47地方連合会の一員として、連合の課題認識を積極的に受け止め、2024~2025年度の運動に全力で取り組んでいく。

 

 

運動方針【PDF】