- 東濃地域協議会
東濃地協 第92回東濃地域メーデー開催
2021年4月27日(火)18時30分より、昨年はコロナ禍で涙を吞んで中止としたメーデー集会を、東濃地域の真ん中である瑞浪市で開催した。直前に発出された、岐阜県独自の非常事態宣言。役員の間には緊張が走った。「また中止か・・・」、ギリギリの判断ではあったが、会場の広さ、動員は各単組1名、いろいろな要因が重なって開催という判断を下し、連合岐阜髙田勝之会長をはじめとする来賓の皆さんをお迎えして、短時間ではあったが中身の濃い、スローガン通りの心をひとつにできた集会であった。
左から 連合岐阜 高田勝之会長、連合岐阜東濃地協 内木年人議長、連合岐阜東濃地協推薦議員 櫛松直子市議、牛田敬一市議、佐々木透市議、高木貴行県議
本来東濃地協のメーデー集会は、東地区として労福協中恵支部との共催で恵那市と中津川市の組織が実行委員会形式で行い、西地区として多治見市・土岐市・瑞浪市の組織が東濃地協単独で開催していた。準備段階から、労福協中恵支部の皆さんにも協力をしていただき、記念品の選定、役割分担等、例年のようにバザーやアピール行進はなかったけれど、高木書記大活躍の動画や医療従事者をはじめとするエッセンシャルワーカーの皆さんへのメッセージ、東日本大震災への支援の継続等、自分たちの直面する課題を今一度確認することができたのではないだろうか。
少ない人数での開催は残念ではあったが、岐阜県内にも全国的にも、やむなく中止という選択をせざるを得なかった仲間たちがいたわけで、その仲間のためにも、まず無事開催できたということを喜び合いたい。
任期いっぱいという形になりそうである衆議院議員選挙。私たち労働者にとっても一番大切な選挙に、やっと私たちが誇れる候補者を立てて戦える。メーデーは、そんなワクワクするような気持にさせてくれる、連合岐阜で推薦決定した「今井るる氏」の来賓挨拶としてのデビュー戦でもあった。今井るる氏は、初々しい中にもしっかりとした考えを持った人であり、「この東濃地域を変えてくれる!」そんな期待を持った参加者も少なくないだろう。相手は10回も当選を重ねるベテラン議員。すでに戦いは始まっている。半年後に歓喜の涙を流せるように頑張りたい。
左から 連合岐阜 高田勝之会長と今井るる氏、連合岐阜東濃地協事務局次長兼労福協中恵支部支部長 塩寺宏行氏と今井るる氏
シトラスリボンピンバッジ
今年は、メーデーの参加記念品として、「シトラスリボン ピンバッジ」を配らせて頂いた。このバッジは、新型コロナウイルス感染症に感染された方々や医療従事者を始めとする、エッセンシャルワーカーの皆さまが、いわれのない差別や誹謗中傷を受けて大変つらい思いをされていることに対して、差別をなくそうと『愛媛県』で始まった市民運動を表現したものである。ただでさえ、大変な状況で仕事をされている中、心身ともに安心して暮らし続けられる社会を目指して行こうとの願いが込められたバッジ。私達一人ひとりがコロナ対応に携わる方々への感謝と感染者への思いやりの気持ちを持って生活することで差別のない社会の実現を目指し、コロナの蔓延防止に努めて行きたいと考える。
医療従事者の皆様へ『ありがとう!』
あの日を忘れない 東日本大震災の復興支援の継続メッセージも