2025医療福祉セミナーを開催 | 連合岐阜

連合岐阜(日本労働組合総連合会岐阜県連合会)は、岐阜県内で働く勤労者の仲間が結集する労働組合です。

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3月8日(土)2025医療・福祉セミナーをワークプラザ岐阜で開催し、4産別10単組から33名が受講した。

今回は医療現場における「カスタマーハラスメント」と題し、自治労顧問弁護士の上田貴子氏を講師に学習会を開催しました。

 

開会にあたり、医療・福祉部門連絡会代表の子安英俊副会長よりあいさつを受けました。

その中で子安副会長より、自治労で調査した医療従事者の意識・影響調査結果資料(現場の声をデータ化したもの)を使い情報共有をしました。

 

 

 

講演の中で上田弁護士は、「最初は正当なクレームかもしれないが、暴言や暴力、威嚇などといったものに発展した段階で、カスタマーハラスメントとなる。対応は複数名で対応し事実確認をしながら冷静に対応してほしい。」「対応は個人ではなく組織として行うべきですが、組織で対応しきれない危険を伴う相手に対しては迷わず警察に相談してほしい。まずは医療従事者の安全確保が最優先である。」と話されました。

 

2部では3グループに分かれ、カスタマーハラスメントの現状や、職場で実践している対処法や体験談などを話し合い、互いの現場でのヒントをグループワークの中で共有していました。