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岐阜大学寄付講座 第8・9回講義
4月にスタートした、岐阜大学への寄付講座。第8回を6月11日(水)、第9回を6月18日(水)に開催した。
【第8回】講師:岩田 正也 連合岐阜・執行委員(JAM東海岐阜県連 事務局長)
テーマ:労働組合と価格転嫁の取り組み
JAMは金属機会産業で働く仲間で構成されており、その大半が300人みんなんの中小で構成されている組織であること。中小企業の賃上げを実現するには価格転嫁の取り組みが重要であり、組織内議員と労働組合が連携し価値を認めあう社会の実現に向けて、多くの課題解決に向けての紹介がなされた。
【第9回】講師:佐々木 宏臣 全国交通運輸労働組合総連合会(交通労連) 書記長
テーマ:交通運輸産業の諸課題と労働組合の取り組み
トラック、バス、タクシー等、交通運輸産業が抱える深刻な人手不足問題を背景とした、物流危機、路線バスの廃止・減便、ライドシェア導入など、根本的な問題は「労働条件の低さ」であり、その労働条件を改善するためには原資となる「運賃・料金制度の見直し(価格転嫁)が必要であると説明。特に運送業の「2024年問題」にふれトラック運送事業の働き方をめぐる現状の説明がなされた。