新議長に長尾さん

中濃地協が総会

連合岐阜中濃地域協議会の第３回定期総会が11月29日、美濃加茂市太田町のシティホテル美濃加茂で行われ、新年度役員を含む６議案を可決した。中濃地協は連合岐阜が活動領域に定める可児市、美濃加茂市、加茂郡のほか関市、美濃市、郡上市といった広域で活動する労働組合で構成する。

あいさつする長尾議長=シティホテル美濃加茂で

地協は６議案を可決。前年度収支報告や本年度の活動計画案などを承認した。任期満了による役員改選では、議長に関市職員労働組合連合会の長尾伸也特別執行委員が就任。議長代行にカヤバモーターサイクルサスペンション労働組合の長谷部勝也執行委員長を充てるなど、役員体制の強化を図った。２０２６、２７年度活動計画には集団的労使関係の構築や、組織強化、政策、制度の要求と提言などを盛り込んだ。役員改選により議長となった長尾氏は「民間労組の多い地域で官公労組が重責を担うことに恐縮する」と述べた上で、「官（公）の良さも発揮しながらもう一段、高みを目指した活動をけん引したい」と抱負を述べた。

来賓には、森川昌也連合岐阜事務局長、冨田成輝可児市長、山下清司関市長、篠田啓介美濃市長、佐伯正貴加茂郡町村会長、今井雅人、仙田晃宏衆議院議員、伊藤英生県議らが出席し、祝辞を寄せた。