中北濃地協 安全衛生研修会を延期 | 連合岐阜

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中北濃地協 安全衛生研修会を延期

緊急事態宣言を前に「がんと仕事の両立支援に向けた研修会」見送る

職場の両立支援策について発表する労組代表者=2020年開催のようす

コロナウイルスの感染拡大を受け、連合岐阜中北濃地協は9月6日に予定していた「2021安全衛生研修会」の延期を発表した。

同地協は、岐阜県立看護大学の科学研究チーム = 梅津美香 教授と共同で研修会を企画。今回で2度目の開催となる。

今や日本人の2人に1人ががんを罹患し、3人に1人の死亡要因ともいわれる中、働き手が突然!がんを宣告され治療を開始した場合の職場環境や雇用継続を重く見た同地協は、2019年から調査協力を行っている。

開催を目前に控え大学側と共同で準備を進めてきたが、国が27日に予定する緊急事態宣言を前に双方が協議。

研究チームの大半が医療従事者であることから、県内の医療に影響を及ぼさないよう延期を決断した。

 

連合構成組織には、すでにがんを罹患し闘病生活を続けながら就労する組合員も現れるなど、一刻も早い政策立案や復帰プログラムが待たれている。

主催者は「今は我慢の時期。今後、感染者の推移を見極めながら可能な限り早期に開催したい」と胸中を語った上で、共同で準備を進めてきた医療従事者に対しエールを送った。