中濃地協　地域メーデーに歓声戻る

～ 第９４回中濃地域メーデーを開催 ～

地域の労働組合旗で彩られたメーデー会場

第94回中濃地域メーデーが４月２７日、可児市内で開かれ平和への願いと次代への継承に力点を置いた式典が行われた。

政府が５月８日に新型コロナウイルスを、感染症法上の５類に移行すると決定して以降、実行委員会は開催規模について議論を重ねてきた。コロナ禍前の集客に注目が集まったが、人流が生まれる大型連休を前に従前に戻すことは得策ではないとの判断から、会場定員のおよそ半分にあたる２００人の参加者が集った。一方、来年こそは家族や友人とともに祝うメーデーをと願いを込め抽選会を挙行。マスク越しではあったものの、３年ぶりの笑顔と歓声が蘇った。

感染症対策のため下一桁で当選者が決定する一発勝負の抽選会が催された

平和じゃなきゃ働けないとメーデーの意義を噛みしめる参加者ら