中濃地協 県外研修 ~安全な職場環境推進に向けて~ | 連合岐阜

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中濃地協 県外研修

労災防止に意見交換

~ 安全な職場環境推進に向けて ~

全国安全週間(7月1~7日)を前に、連合岐阜中濃地域協議会は6月12日、愛知県名古屋市にあるJR東海名古屋工場を訪問し、2025安全衛生研修会を開いた。見学は加盟組合の上部組織の協力を得て開催。研修会には各職場で安全衛生に携わる担当者ら15名が参加し、労災防止に向けた安全点検を学ぶとともに労働災害防止の誓いを新たにした。

名古屋工場は、東海地区を中心とした在来線12線区(車輛1208両)や愛知環状鉄道他3事業者が所有する車両を含め計1282両の検査・修繕を行う工場。在来線車両をオーバーホールによる全般検査と重要部品検査を行う。検査工程は1両ごとに台車と車体を2つに分割し、台車枠と輪軸に分けて検査。車体からは床下機器、側引戸、パンタグラフ、エンジンが解体され、細部まで分解して検査する。対象線区は1日100万人が利用するため、利用者を安全に目的地まで届けるよう試験運転、営業運転が繰り返されるなど安全点検に隙がない。工場説明した担当者は「安全・安心の運行が責務。検査・修繕段階から安全が求められると同時に、安全職場で無ければ信頼を得られない」と職場環境を説明した。

その後、参加者は場内を見学し工場関係者らと意見交換した。