中濃地協 川辺町 地協メンバーらが見学会 | 連合岐阜

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地協活動ブログ

川辺町 地協メンバーらが見学

 2024年行政見学会

 ~中濃地協の政策立案力に磨きかける~

中濃地協(旧中北濃地協)の伝統ある自治体視察・行政見学会が7月12日、川辺町で4年ぶりに再開された。見学会は地協が活動領域に定める自治体の現状を実際に見聞きすることで、連合の政策立案力に磨きをかけることが狙い。

参加者らは「山と水」を前面に打ち出す同町の地域振興策などを見学した。

川辺町は、町域の約7割を山林が占めており、中央には南北に飛騨川が流れる山と水の町。

1000㍍級の競技コースを有し、日本オリンピック委員会認定の練習場として強化センターのあるボート王国。最近は交流サイト(SNS)のインスタグラムとフェイスブックで「岐阜のグランドキャニオン」と紹介される遠見山にも注目が集まり、山と川といった地域資源を活用し観光交流人口の流入に力を入れる。

川辺町職員から同町の現状と課題の説明を受けたのち参加者は2班に分かれ、ボートに乗ってパドルでこぎ進むサップと遠見山登山を体験する予定だったが、あいにくの雨で中止した。

一行は川辺町役場にも訪れ、佐藤光宏町長と政策について意見交換した。明治時代には、飛騨から木材を運ぶ水運の要衝として栄えた川辺町。ダム建設により衰退したが、ダム湖を利用した川辺漕艇場により川とともに発展してきた歴史を持つ。そんな町に「山」という新たな魅力が加わり、近年は登山客などレジャー目的に訪れる人も増加していると説明。「山と川が織りなす景色にも注目してもらいたい」と呼び掛けた。

まちのど真ん中にはJR高山線が走り、中川辺駅を町の表玄関として整備する①中川辺駅西整備事業や、②町内3つの小学校の統廃合、③登山道整備事業の説明もあった。

全国的にも珍しい競技用ボート練習機器=

エルゴメーターを体験する参加者ら

来年の県ねんりんピックで川辺町が推進するモルックを体験する参加者ら