中濃地協 労働衛生に係る研鑽会開催 | 連合岐阜

連合岐阜(日本労働組合総連合会岐阜県連合会)は、岐阜県内で働く勤労者の仲間が結集する労働組合です。

地協活動ブログ

労働衛生に係る研鑽会開催

~10月の全国労働衛生週間を前に事業所見学~

中濃地協は9月11日、美濃加茂市蜂屋町にあるアルテミラ製缶株式会社岐阜工場を訪れ、職場環境の改善や健康管理の様子を学ぶ2024安全衛生研修会を開催した。研修には構成組織代表者や各職場の安衛担当など30人が参加した。

参加したメンバーらは、寺尾宏之事務マネジャーからアルミ缶胴の製造工程の説明を受けたのち、当該労組執行部の案内で場内を見学。プレス機を取り扱う作業について学ぶとともに、場内の設備・装置の安全性や暑さ・寒さをはじめとした職場環境に問題がないか見学した。

その後、参加したメンバーらは、同工場の安全管理者らと質疑応答を行い、気温や作業内容、服装の通気性など職場ごとに暑さを把握する指数(WBGT)を踏まえた熱中症対策や、直近の労働災害の件数やその内訳について意見交換した。御嵩町から参加した組合員(54)は「さすが世界の『食』を支えるアルミ缶容器の製造工場。場内は整理・整頓され危険個所には保護対策もされていた」と話した。

見学を終えた齋田周作議長はあいさつで「企業間には技術や営業秘密がある中、安全はこれにあたらない。労使で対策することや地域の労組間で情報交換できたことは有意義だった」と感謝の意を伝えた。

ご安全に!